トイストーリー4 感想(ネタバレなし)
あくまでトイストーリー4のネタバレ無しです。それ以前のトイストーリーや公式サイトや広告で見れる範囲の情報は含んでいます。
トイストーリー4の隣のシアターでミュウツーの逆襲が上映されていた。
たぶんどちらも子供と大人両方が見ることになる映画だろう。
子供にとってはどちらも新しい体験だが、大人にとっては今まで見てきた物がある。
それはポケモンでもトイストーリーでも同じだ。
トイストーリー4を見終わって私が泣きながら劇場を出て行く時、小さな女の子は「すごくおもしろかったね」と母親に語っていた。母親がなんて返していたのかまでは解らない。
子供にとっては今までのトイストーリーと同じようにおもちゃのアクション映画に見えただろう。
実際おもちゃならではのアクションシーンは健在で笑えるシーンもあり、さすがピクサーと言った感じなので安心して見れます。
しかし今までのトイストーリーを見て育ってきていると気になるのはそこでは無くなっていく。
ゴミでできたスプーキー。陶器でできた人形のボー。アンティークショップで子供に愛されることを願うギャビーギャビー。
それだけじゃない。サニーサイドを支配してきたロッツォ。博物館に行きたがったプロスペクター(おじいさんの人形)
他にも様々なおもちゃたちの運命を見てきました。
そして持ち主の幸せのため、仲間たちを守るためにいつも冒険してきたウッディ。
そしてそのウッディの親友であるバズ。
彼らが自ら選ぶ道に私は泣きました。何のために生きてきたのか。何をするためにこれから生きていくのか。そういうことを考えさせる映画でした。