Rewrite 6話感想 リアルとリアリティーについて
いきなり自然環境がどうのこうのと言われたでござる。
いきなりヒロイン達が自然環境について話し合ったりとか不自然すぎる。
ここでフィクションにおけるリアルとリアリティーの差異について持論を言いたい。
ネタとしてシンゴジラは凄く良い。
シンゴジラは凄くリアリティーに溢れている。
もちろんゴジラは全くリアルじゃない。映画の冒頭でも言われているようにあんな生命体は自らの自重によって歩行することなど不可能だし、原子力の力で動く生命体など馬鹿げている。
ゴジラの遺伝子データ量が人間の八倍ある!と言う台詞があります。
これはゴジラの生命体としての脅威を示す為の台詞なのでしょう
ついでに人間の遺伝子データ量は750メガバイトほどバッタは6500メガバイトほどだそうです。
つまりゴジラはバッタと遺伝子データ量はだいたい一緒です。
遺伝子データと生命体の優劣はさほど関係ありません。
しかしそれを理解する視聴者はごくわずかであり、8倍と言った数字の方がインパクトがでかいと思っての台詞なのでしょう。
実際twitter等でそこを突っ込んでる人はほとんど居ませんでした。ならインパクトのある台詞を使う方がいいでしょうね。
これがリアルじゃないと言う事です。現実とは違います。しかし8倍と聞いてゴジラを脅威に思う描写はリアリティーに溢れています。
ようするにその世界の連続性が保たれているかどうかが重要になってきます。
ゴジラは最初からいます。
そしてその対応をする政府は我々が想像出来る範囲でゴジラに対応しています。
しかし終盤いきなり政府が秘密兵器としてメカゴジラを出してきたらどうでしょう?
リアリティーが無いと皆が口をそろえて言うでしょう。
今回のRewriteはまさにその連続性が自然環境でぶつ切りにされていました。
ルチアが瑚太郎を殴るのは連続性のある描写であり、その世界でのリアルであり、そこに違和感を感じる人はいないでしょう。
調査した結果が環境破壊が原因でしたはリアリティーがあるでしょう。
しかし森に入って環境の話をし始めるのはどうなのさ?
今後の話としては必要な要素なのでしょうが、
オカルト研究会でしょ?
環境破壊って オカルト?
実際瑚太郎は自分の範疇じゃないとして放棄していました。
それだけに環境についてヒロイン達が話し合うのは連続性の存在しないリアリティーの無い描写に見えました。
異能が環境汚染に対応した人類だーとかならまだ繋がるんでしょうが、それは後で繋がる物であってあんな堂々と見せつけるもんじゃないでしょ。
あと瑚太郎はルチアのおっぱいじゃ駄目なの?