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ラブライブサンシャイン2話 感想2 商業主義の結果?

ラブライブサンシャインの脚本はラブライブから引き継いで花田十輝先生です。

当然代表作はラブライブ!でしょうが、艦これの脚本もやっていることに注意してください。

花田先生は、唐突に鬱展開を入れたがります。それはラブライブでも艦これでも出てきました。
確かにそういった展開を入れないと物語に起伏が出来ないと言う問題もあるのでしょうが、
たぶんどちらの作品でもそういったストーリーを求めていたファンは少ないはずです。
物語よりもキャラ優先にすべきだったでしょう。

しかしラブライブサンシャインは今のところ、そつなく面白いです。基本的な流れはスポ根アニメなので、ラブライブと比較していかにキャラと展開を変えていけるかが今後の見どころでしょう。

たぶんラブライブを通してキャラクターの成長がメインになってくるでしょう。
今回は廃校の危機もありませんしねwおかげで千歌の動機がうすっぺらいと作中でも突っ込まれることにw

全体的に見ていて面白く、キャラクターの可愛さについてひたすら語っても良いのでしょうが、サンシャイン2話は明らかにダメなシーンがあります。

ラストの千歌と梨子が手をつなぐシーンです。

手と手をつなぐシーンというのはかなり強烈なインパクトのあるシーンで、場面の転換点であり、作中での解決のシーンとして起用されます。

有名なところで言えば、少女革命ウテナの最終話ウテナとアンシーが手を伸ばし合うシーン。
もう一つ上げるならエヴァ破でシンジが綾波を助けに行くシーン。

どちらも素晴らしいシーンです。

しかしラブライブサンシャインではむしろ浮く演出です。

梨子がピアノを引いてユメノトビラを歌う時点で梨子の問題は解消しています。まず梨子と千歌は精神的にすれ違っているわけでもありません。

状況に対して演出が過剰になってしまいます。

大体手を伸ばす理由特に無いシーンですw 手を伸ばすことによって意味もなく落ちかけてどうするw

真っ当に考えれば、あそこは二人でユメノトビラを歌うのが正解だったはずです。
歌詞の内容も梨子と千歌の状況にぴったりですし、アイドルアニメとして歌詞とストーリーがシンクロしますし、μ'sから力を貰った千歌と言うシチュエーションも描けます。

花田十輝先生はこの業界でかなり長く書いていますし、良作もたくさん作っています。当然、不自然なシーンであることも解っていると思います。

見終わった後に花田十輝先生がなぜこんなことを? と不思議でしたが答えはすぐに見つかりました。

 

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シーンをTシャツにして売るためだったのです。

確かに二人で歌ってるシーンじゃTシャツにはできねぇよな!

 

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